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Ｋ様の工事につきましては、昨年1月1日に発生いたしました能登半島地震をきっかけに、ご自宅の耐震性にご不安を感じられたことからご相談をいただきました。
その後、弊社とご縁のある設計事務所様を通じてお話が進み、このたび工事をお任せいただく運びとなりました。
外壁面を中心に解体を行い、耐震補強工事を実施させていただきました。
キッチン面の工事につきましては、勝手口の撤去後、耐震補強を行い、下地処理と左官（モルタル）工事を経て、塗装仕上げまで施工いたしました。
作業の様子は、施工写真を載せていますのでご覧ください。
備考：現在の耐震基準と当時の基準とでは大きく異なっており、1981年（昭和56年）以前に建築された住宅にお住まいの方におかれましては、今回の工事がご自宅の耐震性について見直す一つのきっかけとなれば幸いです。
なお、耐震基準につきましては、1971年の改正がいわゆる「旧耐震基準」、1981年の改正が「新耐震基準」、そして2000年の改正がいわゆる「2000年基準」とされております。
特に1981年6月1日より施行された新耐震基準は、建築基準法に基づき、建物の耐震性能を向上させることを目的として導入されたものです。2000年基準は、その新耐震基準をさらに強化した内容となっております。
