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屋根修理の費用相場と工期を徹底解説|適正価格を知って安心施工

屋根の修理を検討する際、最も気になるのが「費用はいくらかかるのか」「工事にどのくらいの期間が必要なのか」という点ではないでしょうか。


屋根修理の費用は、修理内容や屋根の状態、使用する材料によって大きく変動します。

相場を知らずに業者に依頼すると、不当に高い費用を請求されたり、逆に安すぎて手抜き工事をされるリスクもあります。


この記事では、屋根修理の種類別に費用相場と工期を詳しく解説します。適正価格を知ることで、安心して業者選びができるようになります。

屋根修理の種類と費用相場

屋根修理は、症状の程度によって大きく4つに分類されます。

1. 部分修理(10万円〜30万円)

対象となる症状

・瓦やスレートの部分的なひび割れ
・数枚の屋根材の交換
・棟板金の部分補修
・雨樋の一部交換

費用相場

・瓦の差し替え:1枚あたり5,000円〜15,000円
・スレートの交換:1枚あたり3,000円〜8,000円
・棟板金の補修:1mあたり5,000円〜10,000円
・雨樋の部分交換:1mあたり3,000円〜8,000円

工期

1日〜3日程度

ポイント

部分修理は、早期発見・早期対応が鍵です。被害が小さいうちに修理することで、費用を大幅に抑えられます。ただし、屋根全体の劣化が進んでいる場合は、部分修理を繰り返すよりも、次に説明する全体メンテナンスを検討した方が長期的にはお得なこともあります。

2. 屋根塗装(40万円〜80万円)

対象となる症状

・屋根全体の色褪せ
・コケやカビの繁殖
・塗装の剥がれ
・防水機能の低下

費用相場(30坪の住宅の場合)

・スレート屋根:40万円〜70万円
・金属屋根:50万円〜80万円
・高耐久塗料(フッ素・無機):60万円〜100万円

工期

7日〜14日程度

作業内容

1.足場の設置(1日)
2.高圧洗浄(1日)
3.下地処理・補修(1〜2日)
4.下塗り(1日)
5.中塗り(1日)
6.上塗り(1日)
7.乾燥期間・仕上げ確認(1〜2日)
8.足場の解体(1日)

ポイント

塗装に使用する塗料によって、費用と耐久年数が変わります。

シリコン塗料:耐久年数10〜12年、費用は中程度
フッ素塗料:耐久年数15〜20年、費用は高め
無機塗料:耐久年数20年以上、費用は最も高い

長期的なメンテナンスコストを考えると、耐久性の高い塗料を選ぶ方が結果的にお得になることもあります。

3. カバー工法(80万円〜150万円)

対象となる症状

・スレート屋根の広範囲な劣化
・既存屋根の撤去費用を抑えたい
・アスベスト含有屋根材の処理

費用相場(30坪の住宅の場合)

・金属屋根(ガルバリウム鋼板):80万円〜120万円
・金属屋根(高耐久製品):100万円〜150万円

工期

5日〜10日程度

メリット

・既存屋根を撤去しないため、廃材処分費が不要
・工期が短い
・既存屋根と新屋根の二重構造で断熱・遮音性向上
・アスベスト含有屋根材を封じ込められる

デメリット

・屋根が二重になるため、重量が増加
・下地が腐食している場合は施工不可
・将来的な解体時に二重分の処理費用が必要

ポイント

カバー工法は、スレート屋根からの葺き替えで人気があります。特に2000年代初頭までのスレート屋根にはアスベストが含まれている場合があり、撤去費用が高額になるため、カバー工法が選ばれることが多いです。

4. 葺き替え(100万円〜250万円)

対象となる症状

・屋根全体の劣化が激しい
・下地や野地板が腐食している
・瓦屋根から軽量屋根への変更
・屋根の形状を変えたい

費用相場(30坪の住宅の場合)

・スレートへの葺き替え:100万円〜150万円
・金属屋根への葺き替え:120万円〜180万円
・瓦への葺き替え:150万円〜250万円

工期

10日〜20日程度

作業内容

1.足場の設置(1日)
2.既存屋根材の撤去(2〜3日)
3.下地の補修・野地板の交換(2〜3日)
4.防水シート(ルーフィング)の設置(1日)
5.新しい屋根材の施工(3〜5日)
6.棟板金・役物の取り付け(1〜2日)
7.足場の解体・清掃(1日)

ポイント

葺き替えは最も費用がかかりますが、屋根を根本から新しくできるため、30年以上の長期的な安心が得られます。特に築30年以上の住宅で、下地の劣化が心配な場合は葺き替えが推奨されます。

費用に含まれる項目

屋根修理の見積もりには、以下の項目が含まれます。

  1. 足場代(15万円〜25万円)
    高所作業には安全のため足場が必須です。屋根の面積や高さによって費用が変動します。
  2. 材料費
    施工に関わる材料費です。(屋根材、塗料、防水シート、釘、板金など)
  3. 施工費(人件費)
    職人の技術料です。一般的に材料費と同程度かそれ以上が相場とされています。
  4. 諸経費
    施工費の他に廃材処分費、運搬費、養生費などといった諸経費が含まれます。
  5. 保証・アフターサービス
    施工後の保証制度です。通常5〜10年とされています。

費用を抑えるポイント

早期発見・早期対応

小さな不具合を見つけたら、すぐに修理することで大規模工事を防げます。不具合が無くても定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

複数業者からの相見積もり

3社程度から見積もりを取り、費用と内容を比較しましょう。ただし、極端に安い業者は手抜き工事のリスクがあるため注意が必要です。

補助金・助成金の活用

自治体によっては、屋根修理に対する補助金制度があります。東村山市、小平市、東久留米市などでは、住宅リフォーム補助金が利用できる場合があります。

火災保険の活用

台風や雹などの自然災害による屋根被害は、火災保険の適用対象になることがあります。修理前に保険会社に確認しましょう。もしくは施工する予定の建設会社に相談してみても良いかもしれません。

外壁塗装と同時施工する

足場代は屋根工事でも外壁工事でも必要です。同時に行うことで、足場代を1回分に抑えられます。

適正価格を見極めるポイント

極端に安い見積もりに注意

相場より大幅に安い場合、以下のリスクがあります。

・手抜き工事される
・低品質な材料が使用される
・後から追加費用を請求される

安いからと言ってすぐに決断せず、他の建設会社の見積や意見も聞いてみるようにしましょう。

見積もりの明細を確認

「一式」表記ばかりの見積もりを出す建設会社の場合は避け、項目ごとに単価と数量が記載されているものを選びましょう。何がどれだけかかるのかは詳細に確認したほうが良いです。

保証内容の確認

施工後の保証期間と保証内容を必ず確認するようにしましょう。信頼できる業者は、しっかりとした保証制度を設けています。

当社の場合、施工した修理に関しては生涯保証をお付けしています。
(保証の適用には条件があるため、施工前に一度お問い合わせください)

実績と資格の確認

施工実績、建設業許可の有無、瑕疵保険への加入などを確認しましょう。
たくさんの施工を経験してきている職人が在籍している方が、より安心して施工を任せることができます。

まとめ | 適正価格で安心の屋根修理を

部分修理:10万円〜30万円(工期1〜3日)
屋根塗装:40万円〜80万円(工期7〜14日)
カバー工法:80万円〜150万円(工期5〜10日)
葺き替え:100万円〜250万円(工期10〜20日)

これらの相場はあくまで目安です。実際の費用は、屋根の状態、面積、使用する材料、地域などによって変動するので、現地調査を依頼して正確な見積を出してもらうようにしましょう。

屋根修理は決して安い買い物ではありませんが、住まいを長く守るための重要な投資です。
適正価格を知り、信頼できる業者を選ぶことで、安心して工事を任せることができます。

東村山市、東久留米市、小平市、西東京市など多摩地域で屋根修理をご検討の方は、まず無料点検を受けてみることをおすすめします。

現状を正確に把握し、最適な修理方法を提案してもらいましょう。
大切な住まいの屋根を、適正価格で確実に修理して、安心な暮らしを守りましょう!

この記事を書いた人

納富 健

HITOwAコネクト 代表取締役社長。建設の世界に入り約20年、外装リフォームを中心に多くの現場を手がける住まいを「直す」だけでなく、お客様の暮らしに寄り添う提案を大切にしている。プライベートでは3人の子どもの父。仕事終わりの一杯を楽しむことが何よりの楽しみ。

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