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この現場は、「バルコニーの防水が何かおかしい。雨漏れしませんかね?」という依頼で現地調査に伺いました。
上がって拝見した際、直ぐ違和感に気付きました。
‘‘ん??何だこの四角い部分は??それと、建物が木造であれば下地が木だからFRP防水が一般的なずなのに、なぜウレタン防水??‘‘と思いました。
お施主様も、なぜこういった状態になったのか身に覚えがないと仰っていました。
建築会社と防水業者の間で何かしらあったのだと思いますが、どちらにせよ完全な施工不良です。
こんな工事をした元請が信じられないと仰っていて、工事でかかった金額を請求し支払ってもらうと言っていました。
当然そうした方がいいですと伝えました。
ただ、このままでは雨漏れが発生するのは時間の問題なので、その話し合いを早急にしてほしいと伝え、後日工事をすることになりました。
写真の通り撤去工事を進めると、その四角い部分が明らかになってきました。
この部分だけ見ても、なぜ??という疑問でしかありませんでした。
とにかく酷い状態だったので、切り替えて間違いのない施工で進めて下さいと職人さんへ伝え、無事に工事が完了しました。
ほとんどの現場では、室内を通っての作業になります。
そうすると、汚れや匂い等でお施主様に迷惑かけてしまう事があります。
しかし、今回はバルコニー外側に梯子を掛ける事が出来たので工事中は室内に入ることなく作業が可能でした。
そのため、その心配はありませんでした。
お施主様も大変喜んでくださっていました。私自身、ホッとしました。
こういった施工不良は、お施主様は分からないことが多いです。建築会社を信用して人生に一度あるかないかの大きな買い物をしています。お客様ファーストを忘れずに、完璧な状態で引き渡してほしいと常日頃思います。
お家の事でお悩みがあれば、当社へお気軽にお問い合わせくださいませ。